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フィンランドのバレンタインは「友達の日」

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恋人たちの日として知られているバレンタインデー。日本でも女性が男性にチョコレートを贈る日として知られていて、恋人や好きな人に気持ちを伝えることができる日になっていますね。では、フィンランドはどうでしょうか?

この記事ではフィンランドでのバレンタインデーはどのような日なのか紹介し、バレンタインに関わる文化を紹介していきます。

フィンランドの2月14日は「友達の日」

フィンランドで2月14日に祝うのは「バレンタイン」ではなく、「Ystävänpäivä」です。「Ystävä」は友達という意味で、「päivä」は日という意味なので日本語に訳すと「友達の日」という意味になります。

日本では、バレンタインデーが1958年から祝われているそうですが、フィンランドではもう少し新しい習慣です。フィンランドの「ystävänpäivä」は1980年代に祝われるようになり、カレンダーに追加されたのは1996年だということです。新しい習慣だということもあって、それほど強固な伝統がないです。しかし、とても人気なイベントではあります。

大切な人にバレンタインカードを送り合う

日本では女性から男性にチョコレートを贈ることが一般的ですが、フィンランドではカードを送るのが一般的です。

昨日日本人の友達とバレンタインデーの話をしました。子供の頃に机の中にチョコレートを入れる人がいるという話も出てきました。これで小学生の頃を思い出しましたが、私もバレンタインデーに机の中に何かが入っていることがありました。しかし、それはチョコレートではなく、友達からのバレンタインカードでした。内容は「友達でいてくれてありがとう」や「本当に大切な友達だよ!これからもずっと友達!」などというような文章が書いてありました。カードには手書きの絵も描いてあったり、一緒に撮った写真が付いてたりしました。

子供の間だけでなく、大人になってもこのように友達や大切な人にバレンタインにカードを送ることがよくあります。海外の影響で恋人に送るという習慣も広まっていますが、今でも友達がメインだと言えるでしょう。さらに、友達や恋人だけでなく、他にも送る人がいます。例えば、私は子供の頃に毎年祖母から「友達の日」のカードをもらいました。

ちなみに、バレンタインデーはフィンランドの2番目にカードを送ることが多い日だそうです。一番多いのはクリスマスの時期ですが、バレンタインデーにも毎年およそ300万の枚カードが送られるそうです。フィンランドの人口は550万人くらいなので、かなりの数ですね。

大切な人と一緒に過ごす

フィンランドのバレンタインデーは日本と同じように、大切な人と過ごすものですが、その大切な人は恋人ではない可能性もあります。

恋人がいる人でも、バレンタインデーに友達とご飯を食べに行ったり、ショッピングしたり、一緒に楽しく過ごす人が多いです。ちなみに、これは女性に限ることではありません。カードを送る人では女性の方が多いようですが、男性同士でも「友達の日」を大切な友達と一緒に祝うことがあります。

チョコレートや手作りのお菓子を食べることも

もちろん、フィンランドでもバレンタインデーにチョコレートやお菓子を食べたりします。美味しいものを食べるいい機会を逃すわけにはいかないでしょう!

私は実家暮らしだった頃、毎年バレンタインデーに何かハートの形をしたお菓子を作っていました。ハート型のチーズケーキやマフィン、チョコレートケーキやブラウニーなど毎年作って、家族みんなで食べていました。作ること自体が楽しかったので、バレンタインが私にとって待ち遠しい日でした。今でもバレンタインデーを祝うためにケーキやチョコレートトリフなどを作ったりします。友達に手作りのお菓子を贈ったことも何度かあります。

このようにバレンタインデーを祝うためにお菓子を作ったり、大切な人に贈ったりすることもあります。ただ、日本のように一方的に相手に贈るというよりも、送り合ったり、一緒に食べたりする方が一般的だと思います。

さいごに

まとめると、フィンランドでのバレンタインデーは大切な人とその大切な人との関係を祝うためのもので、大切な人と一緒に時間を過ごすための日です。義理チョコを贈る文化などに飽きてしまった人はフィンランドのような「友達の日」を祝ってみてはいかがでしょうか?

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