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この前、フィンランドでは肉が品切れになっている店が多いと書きました。現在もこの状況が続いていますが、フィンランドでは肉の品切れが続いていることが話題になっているので、フィンランド産の肉について少し書こうと思いました。
この記事の写真で勘違いする人がいるかもしれませんので行っておきますが、私は肉の買いだめをしていません。(笑)一気に長い期間のご飯の材料を買うようにしているだけです。スーパーに車で通うことが多いので、一気にいっぱい買うのは自然のためにもなると思って、習慣になっています。
スーパーに売っている肉はほぼ国産
実は、日本での留学の経験をする前に肉の産地を意識したことはありませんでした。料理をするのが趣味でもちろん肉を買うことが日常的にありましたが、肉の原産地を見たことも気にしたこともなかったです。いつも売っている肉を普通に買って、何も考えないで調理をしていました。
しかし、日本で生活してみたら肉がどこから来ているか意識するようになりました。ブラジル産の鶏肉が不正問題で危険だとか、いろいろなニュースを読んだら国産だけにしぼった方がいいと思ってスーパーに行きましたが、海外から輸入された肉の量や、国産の肉の値段にびっくりしました。故郷のフィンランドももしかしたら国産じゃなかったのでは、、と思いながら少し高めの国産と書いてある肉を購入していました。
留学の一年間が終わってフィンランドに帰ったら、久しぶりにフィンランドのスーパーマーケットに行きました。すぐに肉の原産国を見てみました。
生肉の棚には、国外産の肉が一個もありませんでした。ハムやベーコンのような加工品は海外産のものも多いですが、調理用の生肉がほぼ国産だということを人生で初めて知りました。
原産国はどこでわかる?
では、フィンランド産の肉がほとんどだと言いましたが、どこ産なのかどうやってわかるのでしょうか。
実は、フィンランドでは国産かどうかを判断するにはとても簡単な方法があります。下の写真を見てみてください。
何か一致するものを見ましたか?
まだわからない方はアップの写真を見てください。
はい、国産を示すマークがあります!フィンランドの旗の色で白鳥の絵が入ったマークがついていれば、フィンランド産だと確信が得られます。このマークは「Hyvää Suomesta」と呼ばれ、訳すと「フィンランドから美味しいもの」という意味になります。
「Hyvää Suomesta」というマークがついていれば、商品に入っている肉・魚・卵・牛乳は100%国産です。また、生野菜や生肉などのような一つの材料しかない商品であれば、その材料は100%国産ではないとマークが使えないです。材料がいっぱい入っているお惣菜などの場合は、国産ではない材料が入っていることもありますが、マークの公式サイトによると材料の75-100%程度がフィンランド産です。さらに、このマークがついているものが全部フィンランドで製造され、フィンランドでパックされています。このマークの使用が厳しく規制されているので安心して信用できます。
最後に
フィンランドでは国産の肉や国産のものを買うのは簡単ですが、日本だとどうでしょうか。お読みになった方は、もし意見などがあればコメント欄にシェアしてください!
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