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フィンランド語での道の聞き方

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海外旅行するときは観光地やホテルなどに行くときに目的地まで無事に辿りづくのが不安になりますね。インターネット回線がなかったらGPSもケータイの地図も使えないし、知らない国だから道を気軽に聞くこともできません。

フィンランドで道を聞けるようになるための必要なフレーズを紹介します。これだけ覚えておけば道に迷っても不安になりません!

始まりは「Anteeksi」で

「Anteeksi」は日本語の「すみません」のような言葉で、基本的には謝るのに使いますが人に声をかけるときにも使います。道を聞く前に、まずは丁寧に「anteeksi」を言いましょう。発音は「アンテークシ」ですが、できれば「ク」の「う」を発音しないのがベストです。

この1つの言葉を発した後、その時点で断れる可能性があります。特に大きな街には仕事などで忙しい人が多いので断れることがよくあります。そのまま行ってしまう人もいますが、「Anteeksi, olen kiireinen」(ごめんなさい、忙しいです)や「En ehdi nyt」(今時間がないです)などと言う人もいます。

断れるときは特に何も言う必要がないですが、笑顔でいられたら印象がいいですね。「大丈夫です」と言いたい場合は「Ei mitään」(エイミターン)と言ったらいいです。

道の聞き方

では、人に声をかけた後は行き先への道を聞きたいですね。聞き方は色々とありますが、簡単なのを何個か紹介します。

まずは、どこを探しているか言いましょう。一番簡単な方法は、「missä(どこ)」という言葉を使って、行きたいところはどこにあるか聞く方法です。

「Anteeksi, missä 〇〇 on?」(すみません、〇〇はどこですか?)

この質問だけで、道を聞くことができます。他には、もう少し上級レベルになりますが、「etsiä」 (探す)という言葉を使うこともできます。下の例文では場所の名前が太文字になっています。

例文:

Etsin Helsingin rautatieasemaa. (ヘルシンキ駅を探しています)

Etsin Helsingin keskuspuistoa. (ヘルシンキ中央公園を探しています)

Etsin Temppeliaukion kirkkoa. (テンペリアウキオ教会を探しています)

太文字になっている言葉を自分の行き先と入れ替えてください。

ポイント

行き先は「partitiivi」という文法的な形になっていますが、そのままの名前でも理解してくれるはずなので気にしなくてもいいです。「partitiivi」は基本的に言葉の後ろに「a」「ä」「ta」「tä」を加えます。言葉の最後の文字は1つの母音の場合、「a」か「ä」がつきます。最後の文字は2つの母音、もしくは子音の場合「ta」か「tä」がつきます。語尾の選び方について知りたい方はフィンランド語の母音調和について調べてみてください。

何を探しているか伝えた後、行き方を教えてくれると思います。しかし、もしそのまま会話が途切れそうだったら、自分で行き方を聞きましょう。

Miten pääsen sinne? (どうやっていけますか)

Missä se on? (どこにありますか)

Onko se kaukana?(遠いですか)

上の文章の「sinne」「se」は「そこに」「それ」という意味で、先に伝えた行き先を示します。代わりに行き先を入れてもいいですが、先にもう伝えていますので何回も言う必要がありません。

ちなみに、上の文章はできるだけ簡単なフィンランド語になっていますが、もう少し丁寧に言いたい場合は文章の前に「Voisitko kertoa〜」を入れればいいと思います。「教えていただけますか」という意味なのでとても印象がいいです。

「Voisitko kertoa miten pääsen sinne?」(どうやって行けるか教えていただけませんか。)

地図を持っている場合、今の居場所を聞いてもいいかもしれません。地図を見せながら、次の文章を言えば見せてくれるはずです。

「Voisitko näyttää missä me olemme nyt? 」(私たちは今どこにいるか見せてくれませんか?)

道案内を理解するには

それでは、道を聞けましたね。ただ、フィンランド語で道案内してもらっても、回答が分からなかったら意味がないです。ここでは、道案内の中で聞く可能性があるフレーズや単語を紹介します。

「Käänny oikealle」= 右に曲がって

「Käänny vasemmalle」= 左に曲がって

「Mene suoraan」= まっすぐ行って

「Mene puiston läpi」= 公園を通って

徒歩で移動する場合は「Mene」の代わりに「kävele」(歩いて)や「kulje」(行って)などという言葉も使われることがあります。

移動手段

移動手段についてアドバイスをもらうこともあります。特に行き先が遠い場合では、何で行けば簡単に辿り着けるか教えてくれると思います。

もっとも簡単なのは「Mene 〜」と言うフレーズです。この文章では、「〜で行って」と言う意味になります。

  • Mene 〜
    • kävellen (歩いて)
    • bussilla / linja-autolla (バスで)
    • junalla (電車で)
    • raitionvaunulla / ratikalla (トラムで)
    • metrolla(地下鉄で)
    • lautalla / laivalla(船で)
    • lentokoneella(飛行機で)

他にも、次のような文章を聞くかもしれません。

Se ei ole kovin kaukana. (そんなに遠くないです。)

Se on torin laidalla. (マーケットの横にあります。)

Se on tuon rakennuksen takana. (あのビルの後ろにあります。)

Se on ostoskeskuksen lähellä. (ショッピングモールの近くです。)

次には、必要になる言葉をそのまま少しだけ紹介します。印刷して、旅行に持っていってもいいかもしれません。

  • vasemmalla = 左に
  • oikealla = 右に
  • takana = 後ろに
  • edessä = 前に
  • lähellä = 近くに
  • kaukana = 遠くに / 遠い
  • risteys = 交差点
  • liikennevalot = 信号
  • silta = 橋

最後に

フィンランド旅行での道の聞き方についての記事でした。実際に使う前に何度か復習する必要があると思いますが、何個かでも覚えたら必ず旅行で役に立つと思います。もし分からない不安があれば、この記事を見ながら道を聞いてみてください。とてもいい練習になるはずです!

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