フィンランドもトイレットペーパー不足！他にも品切れが相次ぐ

私は昨日普段通りスーパーマーケットに行ってきました。特に買うものがなかったのですが、夜ご飯にチキンティッカマサラというインド料理を作ろうと思っていたので、鳥の胸肉と生姜を買おうと思っていました。

スーパーへはいつもと同じ道のりで、特に変わったことはありませんでした。ただ、図書館に立ち寄ってみると図書館のドアには「風邪気味だったら入らないでください。」という文章が書かれていました。風邪の症状がないので特に意識することもなく図書館へ入りました。

中に入った途端にいつもと違うことに気づきました。

いつも片手の指で数えられるくらいの人数しか入っていない小さな図書館には人で群がっていました。子供から老人の方まで、様々な年齢層の人が入っていました。本を借りる場合は、機械で借りますが、機械の前には長蛇の列がありました。

お昼時で、みんな仕事のはずなのに、と思って本を返す機械の列の一番後ろに並んだときに大きなチラシを目にしました。

「図書館は明日から一ヶ月間休館いたします。政府命令です。」

というような文章が書いてありました。

「なるほど、」と思いながら不思議に感じました。

いつもガラガラな図書館を一ヶ月間休館するなんておかしくないかと思いました。

図書館から出て、やっとのことでスーパーマーケットの方に足を運びました。

スーパーはいつもと変わらない印象でした。強いて言えば、高校生くらいの子が多い気がしましたが、その日から高校が休校になったので驚きはしませんでした。

びっくりしたのは、生姜の箱や肉のコーナーをみたときです。

いつも全く人気のない生姜は一個もない。普段誰も買わないのに、箱には一個も入っていない。

そして肉のコーナーに進むと、目を疑う光景がありました。

ひき肉や鳥の胸肉、安い骨つきの鶏肉も一パックもありません。レバーや高級肉以外に棚はガラガラでした。

最終的には缶詰コーナーで唯一残っている、人気のないトマトイワシの缶詰や、冷凍コーナーで売れていなかった安い冷凍ピザを2枚を購入。冷凍野菜も安いのはどれも売り切れ。

のんきにチキンティッカマサラを作ろうとした私の考えは甘かったのです。