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フィンランドのコロナウイルス・ワクチン接種状況は?

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世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスを食い止めるには、ワクチンが必須だと言われています。ですが、ワクチンや治療薬は必要がないという意見もあり真っ二つに分かれているようです。フィンランドでもワクチンの議論は多く行われています。この記事で少しでもフィンランドの現在の状況を知っていただけたらと思います。

フィンランド人のどのくらいの人がワクチンを接種していますか?コロナウイルスの感染は落ち着いてますか?というような質問を聞くことがありました。今回の記事は、フィンランドのコロナウイルスの状況について説明していきます。

コロナの感染が落ち着いているが、、

日本では、海外からの変異株が入ってきて感染爆発が起きているという情報をニュースで観ました。フィンランドでは、コロナウイルスの感染の数は全国的に落ち着いている傾向にあります。今日の全国の感染の数は227件で、2週間の合計は2769件です。前の週に比べると、400件ほど減っています。コロナは消えてはいないですが、明らかに減少しているとのことです。

しかし、ここ最近は天気が夏っぽくなるにつれ、公園やビーチといったレジャー施設でピクニックやパーティーをする人が多くなっています。ニュースでも何度か挙げられていますが、地域によっては何百人も同じ公園に集まってパーティをしたことも最近ではよくあります。そして、このようなことでは集団接触も起きたようです。

これからはどんどん暖かくなり、バーベキューやピクニック、湖や海に入る人も増えるので、感染の数が高くなるか少し不安です。

ワクチン接種は順調に進んでいる

フィンランドでは現在、全国民の37.8%は第一回目のコロナウイルスワクチンを予防接種を受けています。約210万人ということです。第2回目の接種はわずか5%ほどですが、ワクチンの接種は順調に進んでいると言えるでしょう。

では、どうしてそれほど順調に進んでいるでしょうか?理由の一つはおそらく、ワクチンの予約の制度です

フィンランドでは日本の多くの地域のように、自分でワクチンの予約をすることがありません。ワクチンを受けられる人には案内状が来て、この日に受けに来てくださいと書いてあります。その日に受けられない場合は自分から電話などで別の日にちに変更するための予約をする必要がありますが、指定日に受けられる場合は何もしなくても大丈夫です。

現在ワクチンを受けた人の多くは60歳以上の高齢者です。60歳以上の人の7割が第一回目の接種が終わっています。50歳以上の人でも5割以上の接種が終わっています。

ワクチンを受けられる人はグループに分かれていて、順番で受けられます。一番最初には医療従事者の接種があって、それからリスクが高い人高齢者や持病持ちの方へ進んだようです。詳しい順番はフィンランドの健康機関のTHLのホームページにも載っています。一番最後にワクチンを受けられるグループは16歳から29歳までの年齢層の健康な人です。

ワクチン接種は実際どんな感じ?

私は一番最後に受けられるグループに入っているので、まだコロナウイルスワクチンの予約の案内状すらもらっていません。しかし、私の父や叔母さん、おばあちゃんもすでにワクチンを受けています。

そこまで詳しく感想を聞いていませんが、父の場合はとても順調に進んだそうです。副作用もほとんどなかったようで、病気持ちの父が第二接種を期待して待っているようです。おばあちゃんの場合は現在、自分であまり動けないので、自宅でワクチンを受けました。

さいごに

新型コロナウイルスの状況に疲れてストレスが溜まっている人がたくさんいると思いますが、あと少しの間続きそうですね。正直なところ、私もこのような記事を書くのも辛くなったほどコロナにうんざりしていますが、フィンランドの情報を日本語であまり見ないのでシェアしたいと思いました。

早くコロナがなくなりますように!

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